2015年11月29日日曜日
【ライテク】スーパーカブでの気付き【身体の使い方メモ】
1.「爪先閉じる」意識だけでは足りない
重要なのは、下肢の各部の位置関係
- 爪先だけではなく、大腿骨も一緒に正面に向ける。
- そうすることにより、バイクを寝かせる直前において、車体が細いバイクでも股関節に内旋がきちんとかかるようになる。
- スーパーカブで右コーナーが苦手(バイクを右へ倒せなくなった)になっていたのは、体重移動の直前にイン側脚の大腿骨が外側に開いてしまい、股関節内旋が出来ず「壁が作れなくなっていた」ため。
- そうなると「身体を崩して抜重する」という動きを明確にできなくなり、結果的に左半身に体重が残ったままになる。左足で片足立ちしてバランスをとっているのと同じになるので、バイクは右側へ倒れなくなっていたのだ。
ライディングポジションはステップやシートではなく、自分の身体の部位の位置関係を基準にするよう意識する事が大切
- 「バイクによって乗り方を変える」という考え方ではなく、「どのバイクに乗っても自分の身体を基準に考える」のが大事。
- 要するに、爪先と大腿骨はどんなバイクに乗っていようが、常に正面を向けておくという意識が大切である。
2.スーパーカブのシートは「シートに非ず」
つまり、あれは自転車と同じ「サドル」なのである。形状もね。
- カブの「サドル」がグラグラと左右に動くのは手抜きではなく、細くてホールドする場所も乏しい車体のためにダイナミックに身体を動かせない状態のライダーの補助をするための「仕様」である
- シートの左右のがたつきを逆に利用し、ライダーが腰(骨盤~股関節)の動きの自由度を高めていくことができる
- この動きをするには、サドルを尻(坐骨)全体でホールド出来るよう、サドルの比較的前側に着座位置を落ち着かせる必要がある。
- あとはいつもの動きを合わせれば問題ない。
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